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【撮影ディレクション】EC商品ページ写真撮影のコツとは?

EMLworks広報チーム

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【撮影ディレクション】EC商品ページ写真撮影のコツとは?

はじめに

はじめまして、デザイナーの熊谷です。

EML worksでは、プライベートブランド「matti totti(マッティトッティ)」にて、マフラー・ストールをメインとしたカシミヤアイテムを販売しております。商品ページに使用する写真は、全て自社でディレクションし撮影を行います。

matti tottiの業務に関わっていく中で、私は撮影のディレクションを任されることになりました。EML worksには中途採用のデザイナーとして入社しており、ちょこちょこデザインの経験はありましたが…撮影のディレクションから担当するのは初めてでした。

最初は撮影のディレクションってなにするの!?から始まり、今も撮影に関する様々な経験を日々積んでいます。そして今まで経験したことを今回、備忘録としてまとめてみました。EC撮影ディレクションのコツ及び、ディレクションする上で私が気を付けていることについて、「matti totti」を例にして説明いたします。撮影ディレクションにお悩みの方、一緒に勉強していきましょう!

熊谷 / デザイナー

直近で一番“ヤバ”かった課金額を会社のデスクトップに表示させることで戒めにし、働く意欲をかきたてている。

ECでの撮影で大事なことって?

ECでの商品購入は、実店舗に行くのとは違い「実物を手に取って見ること」ができませんよね。当たり前だろ!という感じですが、その観点を忘れてしまうと撮影が終わってデザインに入った時にあれもこれも使えない写真しかない…と絶望してしまうことに。

「どこで」「なにを訴求するのか」を想定し、web上でもどんな商品なのかイメージしやすい写真撮影が大事です。

matti tottiはギフト需要が高いので、こんなツーショット撮影をすることも。

また、写真によって商品ページ全体のイメージが決まるといっても過言ではありません。特にmatti tottiの場合は、写真を活かしてのデザインにしています。そのくらい写真の力は大きいので、ページをよりよくするためにも撮影で大事なポイントを押さえていきましょう。

“商品の良さ”が伝わる写真

では一体どのような写真撮影をしたら良いのでしょうか?

商品をきちんと見せる

matti tottiの撮影現場では、1日に撮影する商品点数が非常に多いです。わんこそばを食べるかのように、次々と写真が撮影されて行き…ついつい見落としがちなのが「商品が隠れていないか」!

逆光や影でも、商品の柄がよく見えていないです…

モデルさんの髪や、ポージングによる手、体の角度。それらによって、商品がよく見えないカットが紛れてしまうことが多々あります。うっかり商品が隠れている写真になっていないか、しっかりチェックします。

商品に合ったスタイリング

matti tottiの場合、マフラー・ストールというコーディネイトをする上での追加要素アイテムとなります。ですので、他の追加要素アイテム…例えばネックレス、カチューシャなどのアクセサリーが目立ちすぎないスタイリングにしていただいています。

商品を引き立たせるためのアイテムであればOK!知的な印象の眼鏡と、ビリジアンカラーのマフラーが合っています。

もしアクセサリー類を一緒に身に付けていて、商品と同じだけ目立っていたとしたら…どれが売りたい商品なのか分かりにくくなってしまいます。特に上半身に身に付けるアイテムには注意します。

香盤表大事!

撮影をする中で一番怖いのが撮影し忘れが出てしまうこと。それを防ぐためにも、撮影が済んだか・済んでいないかを確認できる香盤表を準備します。どの商品を、どのスタイリングで、どの順番で、どう撮影する、といったことがわかるスケジュール表みたいなものを想定していただけたらと思います。

香盤表を作成する中で、どんなカットを撮影するかのイメージも決めておきましょう。撮影当日になって、どんなポーズを取ってもらおう?物の配置はどうしよう??と迷って無駄な時間が発生してしまうことはもったいないです。

個人的には物撮りが苦手なので(商品が映える置き方のセンスがない…)、なるべくイメージと近い写真を事前に探しておくようにしています。

ユーザーから見た“なんとなく”の違和感をなくす

商品ページを制作する上で、悪い意味の違和感をなくしていきたい。そのなんとなくの違和感が、購買意欲から遠ざかる要員になります。

モデルの目線は外す

カメラ目線ばかりの写真だと何が起こるかと言うと…

なんとなく怖くない?めっちゃこっち見てない?

matti tottiでは1ページで多くのバリエーションを比較検討して、ご購入いただいています。長時間モデルと目が合いっぱなしだと、人によっては見るのがしんどくなる場合があるかと思います。

カメラ目線だけではなく、目を伏せてもらったり、流し目をしてもらうよう、カメラマンさんに事前共有して撮影にのぞんでいます。

顔の向きはまんべんなく

顔の向きが全部同じだと何が起こるかと言うと…

モアイ像の並びでしょうか?ブランディングによりますが、画面全体に動きが出ません。いい意味での違和感がなく、さらっと読み飛ばされてしまう可能性があります。上半身のみの動きではなく、体の向きも変えているか要チェックです。

“デザインするため”の撮影

いい感じの写真が撮影できていれば、大概なんとかなります。なります…が!商品ページやバナー画像などの完成度を100%以上にするために、デザインしやすい写真撮影も心がけたいところです。

横長での撮影が基本

様々な形のバナーを作成したり、商品ページで写真の形を変えたりして使用したいことは多々ありますよね。その際、横幅が足りないともうにっちもさっちもいきません。中途半端にモデルの頭が切れている場合も同様ですし、横幅が広いPC版のデザインが必要な場合は特にデザインに困ることになります。

つまりどんな形にもできる汎用性のある写真が撮影できたら、デザインしやすくなってデザイナーは大助かりです。

せっかくいいカットが撮影できたのに、写真が使用できないのは惜しいですよね。意図してアップの構図を撮影したい場合は別ですが、基本的に周りに余白を作った撮影をするのがベターです。

商品を正方形におさめやすい写真

例えば楽天やYahoo!など、検索結果画面が正方形のサムネイルで表示されるECモールの場合。商品が正方形からはみ出していると、商品の魅力がユーザーに伝わらずクリック率が下がる要因となります。

matti tottiの場合、マフラーとストールという長さのあるアイテムです。ですので、スタイリストさんには必ず首に巻いているマフラーの巻き方をスタイリングしていただくようにしています。

実際のサムネイル表示はもっと小さいので、商品がよく見える写真が必須です。
実際のサムネイル表示はもっと小さいので、商品がよく見える写真が必須です。

マフラーを垂らしての写真も、柄やコーディネイトイメージをわかりやすくするために撮影しています。ただサムネイルの用途としては向きませんので、きちんと首に巻いてもらうものを撮影します。

媒体によって写真の雰囲気を変える

Instagramの場合、もう直感で「おしゃれ!エモい!」と思われるものが好まれます。もしInstagramに写真投稿することを想定しているのであれば、専用の写真撮影ができていると最高です。

matti tottiではInstagramやルックブック用にこんな写真も撮影してもらっています。きちんと商品を見せなければいけない場面ではあまり向かない写真なので、用途を明確にすることが重要です。


最後に

いかがでしたでしょうか?少しでも参考になる部分がありましたら幸いでございます。

ちなみに、matti tottiの商品は絶賛販売中!まだ肌寒い日もありますし、春先にも使える薄手ストールもご用意しております。商品が気になった方、そしてこの記事を読んで撮影スタッフ全員で頑張った結晶を見たい方はぜひご覧ください。

matti tottiは来季に向けて既に動き出していますので、今後もご期待ください!

また、EML worksでは撮影~デザインまで承っております。EC商品ページ制作、LPページ制作、コーポレート制作などなど、ご依頼がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。ではまた!

楽天・その他モール制作を承っております。
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